コーヒーといえば、缶というイメージですよね?
だけど、最近、500mlのペットボトルのコーヒーが売れています。
今迄、500mlのペットボトルといえば、水系、お茶系、紅茶系、ジュースでした。
純粋なブラックコーヒーってなかったんですよね。カフェオレならありましたが。
どうやら、かなり売れているらしいですよ。
私も旦那も飲んでいます。
ペットボトルコーヒー売上げ好調の背景
2017年4月にクラフトボスが発売されたのが脱コーヒー缶の始まりであり、ペットボトルのコーヒー人気の火付け役となりました。
コーヒー缶だと
- 一気に飲み干さないといけない。
- 持ち運びできない。
- デスクワークしていると缶は少量しか入っていないから不向き
こういったデメリットが挙げられます。だけど、500mlペットボトルだと、デスクワークしながら、チビチビ飲めるから利便性が高いです。そういったニーズがあったので売れているわけなんですね。
缶コーヒーだと約200mlがほとんどですから。
ペットボトルコーヒーについて
見た目の形
ペットボトルコーヒーは、他の500mlのペットボトルのような細い流線形とは、うってかわって太い!。やっぱり、ターゲットであるデスクワーカーを意識していることがうかがえます。見た目、クラフトビール瓶?と思わせるような印象を受けるボトルもあります。
また、ボテッとした太めの形にしたのは、デスクワークをしている人に対してリラックス感を与えたいという気持ちが込められているからなんです。
なぜペットボトルにした?
実は、コーヒー飲料は、高温で殺菌することが法律で義務付けられているんです。なので、今迄、耐性という面で、アルミ缶ではなく、固いスチール缶が使用されていました。
ペットボトルより缶の方が製造コストが安くて済むという理由もあったかもしれません。
ペットボトルを採用したのは、若い世代を中心に缶離れが進んでいる現状もあります。
コンビニのコーヒー、カフェのコーヒーとコーヒー業界の競争はし烈。
クリアなペットボトルが多数派となっている中で、脱缶を余儀なくされた現実があったのです。
逆に言うと、クリアなペットボトルにすることで、見た目印象アップ、インスタ映えする。そして、女性層の人気をつかんだのです。
技術面でも高温殺菌の問題をクリア。低温無菌充填(あらかじめ殺菌したコーヒーを無菌状態でペットボトルに入れる)することで、ペットボトルコーヒーが実現可能になりました。
ペットボトルコーヒーの味
えぐみやクセがなく、すっきりしていて飲みやすい。かといって、薄いわけでもありません。コーヒーの香ばしさ、深みも感じられます。
ただ、缶コーヒーと比べてあえて少し薄めにしているそう。
というのも、デスクワークのお供に飲むには、すっきりとした口当たりの方が好まれるからだそうです。
ペットボトルコーヒーの値段
お値段も、ペットボトルコーヒーの方が、水系・お茶系のペットボトルより少々高いんですよね。水系・お茶系だと、スーパーで約90円だけど、ペットボトルコーヒーだと、100円くらい。コンビニで買うともっと高く、140円くらい。
プラスアルファお昼ご飯代と考えると、世のお父さんやOLさん達は、毎日コンビニで買うと高くつきますね。
マイ水筒のトレンド
仕事に行く日毎日、ペットボトルコーヒーや、ペットボトル飲料を買うと、出費がかさみます。そんな理由もあってか、最近は、マイ水筒を会社に持って行く人が多いです。
10年前はそんなトレンドは、殆どなかったのですが。
私も、マイ水筒の良さを改めて感じています。
それは、節約、ごみ削減、保冷保温性といっただけじゃなく、お気に入りの飲み物を一緒に持ち歩いて、飲むことができる楽しさがあるからです。
氷スムージーや、コーヒー、ハーブティー等お家で飲んでいるお気に入りの飲み物を、会社や外出先で飲めたら、ヘルシーだし、仕事などのリフレッシュにもなるし、一石二鳥ですね。
そういったブームによって、水筒も軽量化、サイズも小さいサイズもあり種類も増えました。見た目も、女性ウケするようなカワイイデザインの水筒もあり、選ぶ選択肢も増えてきました。
マイ水筒にコーヒーを淹れる場合
マイ水筒を持参すると、スターバックスで20円値引いてくれます。
また、自分の家でお気に入りのコーヒーをマイ水筒に入れて持ち運びしたい場合の水筒選びは、次の点です。
- 保温保冷機能がついている
- 飲み口が広くなっている(風味を損なわないため)
- 内部がテフロン加工などでにおいが移りにくくなっている
- ゴムのパッキンはにおい移りはないか
水筒には、サーモマグかタンブラータイプがありますが、コーヒーを淹れるのであれば、ステンレスのサーモマグの方が保温保冷効果があります。
温度が高くなることでコーヒーは酸化しやすくなります。
コーヒー豆自体が酸化しやすいという点もあります。
なので、できればアイスコーヒーの方がホットコーヒーよりも長時間美味しさをキープして味わうことができます。
ゴムパッキンなどは、水筒の種類によって、コーヒーのにおいがうつりやすく、いったんにおいがつくと取れにくいです。よって、このことを頭に入れて、水筒選びをすると良いです。
さいごに
ペットボトルコーヒーが最近ヒット商品であるということ。その一方で、利便性、節約、ゴミ削減、嗜好等の理由によって、マイ水筒を持つメリットもあります。色々な人の意見やニーズがあって、コーヒー及びコーヒーの関連商品が売れているんだな、経済が活性化していくんだなと改めて感じました。
ペットボトルコーヒー派の方もマイボトルコーヒー派の方も、上手にコーヒーの美味しさを味わいながら、仕事など毎日を元気に過ごしてくださいね。