パイナップルは、一年中スーパーでも売られている南国フルーツです。
今日は、パイナップルにまつわる雑学を紹介したいと思います。
パイナップルの日って知ってる?
■8月1日はパインの日
8(パ)1(イ)ナップルという語呂あわせでできた日なんですね。
パイナップルの消費拡大のために沖縄県や農林水産省によって制定されました。
■8月17日はパイナップルの日
8(パ)1(イ)7(ナッ)プルという語呂あわせでできました。
株式会社ドールが制定した日です。
パイナップルって漢字で書くと?
パイナップルは漢字で書くと鳳梨。
よく台湾土産にこの漢字を書いたお菓子もらったことありません?
そう、パイナップルケーキは、台湾のお土産で有名ですよね。
パイナップルという名前の由来は?
pineappleという名前は、松(pine)ぼっくりに形が似ていたためです。
appleは、昔、りんごという意味ではなく果物全般を指していました。
よって、松の果物=パイナップル(pineapple)という意味なんですね。
パイナップルの生産国は?
コスタリカ・ブラジル・フィリピンが有名です。
日本のスーパーで売られているパイナップルはフィリピン産が多いですね。
一方、日本では、生産量のほとんどが沖縄県で生産されていますが、輸入量に比べるとごくわずかとなっています。
パイナップルの種類
パイナップルの主な種類を紹介します。ただ、実は、これ以外にも種類があるんですよ。案外パイナップルって身近すぎて知らないことが多いような気がしますね。
■スナックパイン(ボゴールパイン)
小型のパイナップルでスナックのように手で皮をちぎって食べられるんです!そんなに固くないってことですね。ただ、葉や実にもとげが多いので注意が必要です。
■ゴールデンパイン
デルモンテが開発した種類のパイナップルで、甘みが強いのが特徴です。果肉も黄みが強いです。
■スウィーティオ
ドールが開発した日本人向けのパイナップルです。
酸味を抑えて、甘みと香りを引き出したパイナップルです。
■ピーチパイン(ソフトタッチ)
主に沖縄県、石垣島で作られている小ぶりで赤みがかったパイナップルです。果肉は乳白色でピーチのような甘い香りをもつことから名付けられました。
パイナップルを酢豚に入れるのはなぜ?
パイナップルに含まれるプロメラインというタンパク質分解酵素には、一緒に調理するとお肉を柔らかくさせる働きがあるからです。
しかし、缶詰のパイナップルは加熱処理しているので、その酵素がありません。
キウイフルーツ、パパイヤ、イチジクにも同じような酵素が含まれています。
芯を有効活用する方法
実は、捨ててしまうパイナップルの芯の方が果肉よりもプロメラインが多く含まれています。
お肉を柔らかくするために芯を使う場合は、
①包丁で芯をざく切りにした後、ジップロックに入れる
②麺棒でたたいてすりつぶす
③お肉をジップロックに30分漬け込む
バーベキューでもこの裏技使えますよ。
芯を使ってドライフルーツも作れちゃいます。
芯を天日干しネットで2週間ベランダに吊るしておくというやり方なのですが、各家庭によって、2週間も待てない!面倒!という時は、オーブンを使ってドライフルーツを作ることもできます。
①5mm幅に芯を切る
②オーブンシートを敷いた天板のうえに、カットした芯をのせる
③予熱なし100度のオーブンで1時間、芯を乾燥させる。
④芯を裏返してさらに30分オーブンモードで焼いて、完全に乾燥させる。
保存期間は約一年なので結構日持ちします。
スーパーでドライフルーツ買うと結構高いし、漂白剤や添加物が使われていたりするので自家製だと安心できますね。
パイナップルを切るのが面倒な時は
パイナップルの基本的な切り方は知っている。だけど、切るとなると、力がいるしゴミも大量に出るから面倒なもの。そんな時は、パイナップルスライサーというのを使う方法もあります。
力を入れずに、芯をくり抜き、らせん状にパイナップルをカットしてくれます。
ゴミが出ても、中身をくり抜いた残りを捨てればよいだけなので簡単です。
パイナップルの皮も良く洗ったら食べれるそうですが、やはり農薬が心配なので輸入したものは食べない方が無難ですね。
パイナップルの保存方法は?
パイナップルは底部の方が甘みがあります。逆さまにすることで、甘みが均一に広がります。スーパーで買った時、葉をねじりとって捨てますよね。家に持って帰ってきた後、逆さにして室温保存しておくとよいですよ。
しかし、バナナと違って、パイナップルは、スーパーで売っているときは、すでに熟れている状態です。追熟はしないので4、5日以内に食べましょう。
美味しいパイナップルの見分け方
- 葉の色が緑色が濃くツヤがある
- ずっしりと重いもの
- 下ぶくれしているもの(パイナップルの下の方に甘みが多く含まれているので)
- 表面がふっくらとしているもの
- 黄みを帯びている(オレンジ・赤みも完熟のサイン)
- 甘い香りがする
- 底にカビが生えていないものを選ぶ (収穫して時間が経つとカビが生えてしまいます) 白いものが皮や下部についている時があります。これはブルームといわれる蝋物質でカビとは違います。熟した果実が分泌する天然物質で熟したサインなんです。
食べ物以外のパイナップルの楽しみ方
食べ物だけじゃなく、その他にもパイナップルの楽しみ方があります。
パイナップルキャンドル、パイナップルディヒューザーなどの楽しみ方が広がっています。気分が滅入っている時など、インテリアに取り入れて南国気分を楽しむのも良いですね。